2010年11月3日水曜日

筋肉疲労の話


ゴルフを生かすも殺すも、筋肉の柔軟性にある。

インストラクターは、ゴルフ初心者に肩の力を抜いて「リラックスしてスイングする」ように指導する。
誰でも「リラックスしてスイングする」ことを学び、ゴルフを始めるといっても過言ではない。

「筋肉が緊張し続ければ、神経組織によって繋がれている「脳」も疲れ全身に疲労を感じる。まずは筋肉に疲労を蓄積しないことが、リラクゼーション(relaxation)には大事である」
(ジャック・サンドワイズ博士:UCLA医学校元学校長。クリニカル・バイオフィードバック・プログラム研究の第一人者)
また、博士は「不安感や緊張感に心の中が支配されると、自然に危険に対処する作用が生れ、筋肉を緊張させる働きを人間の身体は持っている。マインドをリラックスさせることにより、ストレスや不安感から開放され、"calmness(冷静さ)"を保つことが可能になる」と語っている。

プロゴルファーは誰でも、リラックする術を持っている。

[リラックスの天使が肩に舞い降りる]これがイメージできた時、緊張感が解けリラックしたスイングが出来る。と、聞いたことがある。
スイングをミスする時99%マインドが緊張状態にある。マインドをリラックスさせるには筋肉をリラックスさせることが大事である。

肩に力が入ったりダウンスイングで力が入るのは、緊張状態に身体が無意識に反応しているからだ。2オンが狙える第2打、140ヤードを左に外し……。誰でも一度や二度は経験したことがあるだろう。

筋肉疲労は、身体だけでなくマインドにも疲労感をもたらす。
筋肉を伸縮せずに、固定した状態(デスクワークなど)を長時間保つと、血液の中に疲労物質が溜まり血行が悪くなり、筋肉への酸素や栄養素が不足する。この状態が繰り返されると筋肉が疲労する」
筋肉のコリが悪化すると、筋肉の柔軟性が損なわれ、身体が硬くなり、動きが悪くなり、バランスが悪くなる。つまりゴルフのスイングの良し悪しに大きな影響を与えることになる。プロのスポーツ選手がマッサージを欠かさないのは、疲労回復を心掛ける体調管理にある。
http://www.customclubusa.com/modules/wordpress/index.php?p=82

入浴している時、その暖かさから自然に身体も心もリラックスした状態にある。この時は筋肉も柔らかくなり、不安や緊張が感じ難い状態にある。
サンドワイズ博士は、「緊張していると感じたら、身体の筋肉を1つずつリラックスさせると良いでしょう。顔や肩から始め腰、太ももと順に下へ降りて手の先、足の先まで意識的にリラックスさせる。特に、あご、舌、声帯は無意識にマインドに敏感に反応しますから、[腹式呼吸法]を取り入れることでマインドの沈静化に繋がる」と、記述している。

筋肉に疲労を蓄積させないことと、緊張を緩和させるリラクゼーションのテクニック(緩和法)を身に付けることが、ゴルフでミスを引き起こさない最良の方法である。

カスタムクラブは信頼マインドを育む第一歩である。



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