2013年2月26日火曜日

ダイエット考察


 ダイエット(食事制限)の効果があらわれたのは、4週間ほど経過した頃からだ。昨年の8月半ば過ぎから、体を慣らす20~30分程度のジョギングとダイエットを始めた。最初の1,2週間は10分走り3分歩く、体力の持続を目的にしたトレーニングで必ず20分走るように心掛けた。 
 先ず、最初にダイエットの科学的な根拠を学習した。減量のメカニズムは、摂取カロリーと消費カロリーを知ることにあった。
    消費カロリー方程式=基礎消費カロリー+活動消費カロリー
      (基礎消費カロリー:人間が生活する上で自然に消費するカロリー)
      (活動消費カロリー:生活活動に伴う消費カロリー(散歩、通勤、運動などの合計)

年齢階層別基礎代謝基準値と基礎代謝量
年齢
(歳)
基礎代謝基準値
(kcal/kg/日)
基礎代謝量
(kcal/日)
男性
女性
男性
女性
1~2
61.0
59.7
700
700
3~5
54.8
52.2
900
860
6~8
44.3
41.9
1090
1000
9~11
37.4
34.8
1290
1180
12~14
31.0
29.6
1480
1340
15~17
27.0
25.3
1610
1300
18~29
24.0
23.6
1550
1210
30~49
22.3
21.7
1500
1170
50~69
21.5
20.7
1350
1110
70以上
21.5
20.7
1220
1010
 (*厚生省資料)
 基礎消費カロリー(基礎代謝〉は、(基礎基準値(65歳):21.5kcal/kg/Day)×(体重)で求めることができる。活動消費カロリーは日常の生活活動に応じ、基礎消費カロリーの[30~50%]が加算される。一般的な生活活動であれば、30%増になり運動量が増加すれば50%増になる。消費カロリー=(21.5×体重)×(1.3~1.5)になる。
 つまり、基礎代謝が上昇すると消費エネルギーが増加し、太りにくい体になる。逆に基礎代謝が低いと太りやすくなる。年齢的に何時までも運動が継続できる訳ではないので、基礎代謝を上げる[体質改善]が重要になる。
 
現在の体重が85kgで[21.5×85×1.3≒2370Kal]になる。目標体重を68kgに設定すると[21.5×68×1.3≒1900Kal]になる。つまり、1日の摂取カロリーから最低限[470Kcl(2370-1900)]を削減することにより、目標体重68kgが可能になる。運動による消費カロリーの増加は、エクストラの消費として捕らえる必要がある。
 この摂取カロリー計算から、朝食はコーヒー、フルーツ、ヨーグルト。昼食は低カロリーのライ麦パンのサンドイッチ。夕食は水割り2杯とサラダとおかず(野菜と肉/野菜と魚)中心に炭水化物(ごはん・パスタ・うどんなど)減らす食事を実行した。基本的に食べる量を人並み(2/3程度)に減らし全ての間食を断った。効果は9月末(4週間後)に約5kg減量、10月中旬までに約8kg減量とダイエットは順調に進んだ。

 朝の気温10度以下になり始めた10月半ば過ぎにジムに通うことにした。ジムでは20~30分のジョギング、軽い筋トレ、サウナで2時間の運動メニューを消化するトレーニングを開始した。最初の1ヶ月間は有酸素運動を中心に持続力と減量に努めた。ジムに通い始めて、約2ヶ月が経過した12月半ばに15kg減量し70kg代を保持するようになった。
 この頃にジムのトレーナーより、「有酸素運動中心のメニュから本格的な筋力トレーニングを消化しなければ、減量は限界を迎える」と、指摘される。この指導の下、有酸素運動、筋トレを組み合わせたBody Works Plus Abs」のコア・トレーニングのクラスの受講を始める。
 年明けの今年1月の体重は68~70kgを推移している。理想の体重が65kgであるから、ダイエットによる減量に成功しつつある。これからは、減量よりは筋力を鍛えるトレーニングを重視し筋力を鍛えた上で3kgの減量に挑戦する計画である。
 減量効果の最大の利点は、体の切れがよくなり柔軟性が蘇り始めたことと「集中力」が増したことだろう。副次的効果として、血圧・血糖値が正常値になってきた。

2013年2月15日金曜日

The Pure Golf

The Pure Golf
 2013年のGolf目標をThe Pure Golfに定め、色々な考察を試みたいと考えている。今年は65歳をむかえる節目の年でもあり、30,40歳までの体力に比較したら急降下で衰えている。それでもGolfを続けるのであれば、年齢に相応しいGolfを目指して見ようと思う。

 The Pure Golfのコンセプトは[純粋な美しさ]にある。ゴルフスイングだけではなく、「仕草や作法や姿」などの美しい立ち居振る舞いや身体能力やGolfライフ全般に関わる[ピュアな美しさ]の習得と定義している。

 PGAプロの中で最もスイングが綺麗なのは「Tiger Woods」だろう。

[ピュアな美しさ]を習得するには、正確に「成功の姿をイメージ」するだけでなく、年齢に応じた身体能力の習得にある。闇雲に何百発もボールを打ちネガティブ・イメージを[心/意識/マインド]に植えつける無駄を省くことが、スムーズなオートマチックな美しい動作を作り出すことに繋がる。

 何故、こんなことを考えるようになったのか。これまで病気らしい病気をして来なかったが、年寄り病に掛かり手術を受けたことに起因している。
 昔に比べ集中力も持続力もメンタル面もすべて劣ってきている。実際に、飛距離もスコアも大きな飛躍は期待できなくなった。手術後に体力の回復を待ち「ダイエット」に挑戦した時、体力の衰えを実感した。体力の衰えは自分の想像を超える悲惨な結果であった。
 
 少し前まではプルカートで歩きながらGolfを楽しんでいた。しかし、,6年前頃から電動カートを多用するようになり、ゴルフをするのにそれ程体力の必要性を意識してこなかった。このことが体力の衰えを大きくしたのではないかと思う。

 年齢を重ねると誰でも体にガタが来る。悲しいかな年齢による体力の衰えを認めることなく年齢を重ねてきた。運動と言えば、ゴルフレンジでボールを打つだけにあけくれてきた。何年も練習をしていれば、ボールを打つことの要領の良さが自然に身に付いてくる。今では200球程度打ち込んでも、多少の疲れは覚えるが、汗を欠くほどの運動ではなくフィーリングを維持するだけになっていた。

 ところが、昨年の夏の終わりに「ダイエット」に挑戦した時、30分程度の山道の散歩にも息が上がるほど体力が衰えていた。一念発起し、近くのジョギングコースを走り始めたのだが、僅か1/2マイルを休み休み走るのに15分も掛かる始末だった。
 この体力の衰えは「立ち居振る舞い」にも現れ、歩く姿は前傾姿勢になり、椎間板の弾力性が失われ身長が縮んできた。加齢による身体的な劣化に負けない「サクセスフル・エイジング」を目指す。これがThe Pure Golfの実践と考えている。