2011年2月4日金曜日

Anti-sliceテクノロジーの話

日本とアメリカのゴルフ・テクノジーの進歩の差にスライスを抑制するAnti-sliceテクノロジー]がある。
この最新テクノロジーに基づき開発されたAnti-slice Driver」がアメリカで注目されている。
日本語サイトで「アンティスライス・ドライバー」と検索しても具体的な商品や情報は表示されないが、Anti-slice Driver」と検索すると20万件以上のサイトが表示される。
これは何を意味するのだろうか?
アメリカ人にスライス病患者が多く、日本人に少ない訳でない。
これは「自由市場主義と集団市場主義」の違いにある。
アメリカは歴史的に自由を尊重する気運があり、あらゆる消費者の要望に応える柔軟性がある。一方、日本は伝統的にムラ社会的な共存意識が市場形成の背景にある。「個」より「集団」の市場原理が働き、集団共存の「単一市場」を形成する傾向にある。
例えば、ドライバー市場で長尺ドライバーが流行すると、市場は長尺ドライバー一色に染められ「単一市場」が形成される。この弊害は市場商品(長尺)以外の商品を排他する閉鎖性を生み出し、市場原理の働かない高価格商品を通通させる傾向にある。
一方アメリカは、規格品市場、カスタム市場、ファション市場など多様な個人の趣向に応える寛容な市場が形成される。

どちらが良いと言う訳ではないが、この差がゴルフクラブの商品化に現れている。

日本の市場では、ヘッドスピードの上昇(長尺商品)を求めるゴルファーに選択肢は与えられるが、それ以外の商品は市場に殆ど存在しない。初心者・初級者向けの「高ロフト商品」は市場に存在せず購入することもできない。同様に、スライス病に悩むゴルファーを救済する商品開発やテクノロジーの研究は殆ど行われていない。
これが、スライスを抑制するAnti-sliceテクノロジー]への取り組み方の違いである。

Anti-sliceテクノロジー]
1.ドローバイアス
フェース角/重心角/リーディンエッジを調整し、ボールを捕まえやすいドロー弾道をデザインしたクラブヘッド。
2.オフセット
クラブヘッドをシャフトよりも後方に位置させることにより、フェースを返しやすくする深重心化と重心角の拡大化を図るデザイン。
3.クローズド・フェイス
ターゲットラインに対するフェイスの向きをクローズドに調整したクラブヘッド。
計測結果では、1度クローズドにする毎に約7ヤード、スライスを矯正する結果が報告されている。

ドライバーヘッドの大型化(460CC)はスィートスポットを拡大したが、ヘッドの重心距離が長くなり操作性が悪くなりクラブフェースが開きやすくなった。この[操作性と捕まりやすさ]を向上させるテクノロジーが[Anti-sliceテクノロジー]である。10年20年前のスライス矯正ドライバーとは全く異なる商品コンセプトである。

Anti-sliceドライバー」は、このテクノロジーを複合的(2~3)に組み合わせて商品化した製品である。
[操作性と捕まりやすさ]の向上は一般ゴルファーだけに恩恵を与えるテクノロジーでは無く、安定度を求めるPGAプロも積極的に取り入れている。実際に「Anti-sliceドライバー」のプロ使用率は急増している。ゴルフクラブの[操作性と捕まりやすさ]が向上すれば、スイング軌道の[ズレ]クラブヘッドの[ブレ]も減少することになりゴルファーの技量を補うことになり精神的にも大きな効果がある。

頑固なスライス病に悩まれているゴルファーの処方箋「Anti-sliceドライバー」
Alpha HMO460 ドローバイアス・ドライバーLDA競技3連覇を果たし競技者に絶大の人気を誇るALPHA社の製品。
BangStorm ドローバイアス・ドライバーLDA競技公式最長飛距離539ヤードを有するBANG社の製品。

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